2025年1月20日、寒河江市長に就任しました

 2カ月と20日前となる2024年11月1日、職員の皆さんに見送られて降りたスロープを、今朝、職員の皆さんに迎えられて登ると感慨深いものがありました。
 米国大統領と全く同じ任期が始まる2025年1月20日、市役所管理職の皆さんを前に行った訓示を以下に掲載させていただきます。

◆《市長就任訓示》
 本日は、市長就任にあたり、皆さんに3つのことをお話しさせていただきます。
 初めに、市政が目指すところ、ビジョンです。
 それは「百年都市さがえ」の実現です。
 簡潔に申し上げれば、子どもから高齢者に至る、あらゆる世代の、すべての市民が、幸せを感じられる暮らしの追求、を基本に、さらに次の世代が活躍する向こう三十年間を見据え、百年の幅で考える持続可能なまちづくり、を目指します。
 次に、市役所の運営方針です。
 それは「成長する市役所」であります。
 このたびの選挙戦において、市政改革を求める声もいただきました。しかし、改革は停滞のリスクも伴います。市民サービスを担う行政機関として停滞は許されません。そこで、職員の皆さんが日々成長する、もちろん、私市長としても成長してまいります。そして、組織も成長する、こういった市役所を目指します。
 今年の箱根駅伝で、青山学院大学が連覇を果たしました。
昨年の市制施行70周年記念式典の際、原晋監督からお話をお聞きする機会を得ました。
皆さんもお聞きになったと思いますが、テレビ中継を見る中で、連覇を勝ち得たのは、選手個々人が日々自ら成長し、 その結果、チームとしても成長する。このような組織マネジメントができているから連覇できるんだ、ということがよく分かりました。
 私たちも、「成長する市役所」を目指してまいりましょう。
最後に、I have a dream. これは、マーティン・ルーサー・キング牧師の有名な演説のさわりの一節ですが、私の夢をお話しさせてください。
 私の小学生以来の夢は、リンカーンの伝記を読んで、こんな人になりたい、ということでした。本日、アメリカの大統領も就任式を迎えますが、私は、大統領になりたい、ということでも、市長になりたい、ということでもなく、できるだけ多くの人々が幸せを感じる社会にする、そこに向けて少しでも前に進めたい、そこに関わりたい、というのが夢でした。
 私は、この夢を、ぜひ寒河江市で実現させてみたい、と思っています。
 市民の最大幸福を追求することは、そもそも市役所に課せられた使命であります。
 私は自分の夢の実現を目指しますので、皆さんも、「市民の最大幸福の追求」を常に胸において、日々の仕事に従事くださいますよう、最後にお願い申しあげまして、あいさつとさせていただきます。

 令和7年1月20日 寒河江市長 齋藤真朗

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